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2023年4月26日
卵不足で提案力強める加工油脂業界
原価高騰でボリュームゾーンの製品人気
日本マーガリン工業会によると2022年1~12月分の食用加工油脂生産量は、前年比7.7%減の59万5,464t。ここ数年、65万tを割り込むことが多かったが、ついに60万tをも割り込んだ。パーム油をはじめとする原料価格の高騰に加え、燃料費、包材費などが軒並み高騰。主要加工油脂メーカーは数度にわたる価格改定を実施。以前に比べ、値上げが浸透してきている一方、コスト上昇に価格改定が追いついていない事態も散見され、対前年でみると売上高が好調にみえる反面、利益面では苦戦を強いられている。
家庭用の大袋入りの菓子・チョコレートは需要が一巡、流通菓子の価格改定による販売数量の減少や菓子パンの主要な製品での量目変更などにより、これら商品向けの製品が苦戦する一方、消費期限・賞味期限の延長に寄与する機能性製品は堅調に推移した。
▼以下略
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