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2023年4月21日
家庭用麦茶、PETへのユーザー流出が顕著
22年は猛暑も前年並みにとどまる
本紙調べによる2022年の家庭用麦茶市場は、猛暑に恵まれたが、金額ベースでほぼ前年並みの着地となった(詳細は姉妹誌「酒類食品統計月報」23年5月号)。
コストアップを背景に、すべてではないものの複数の主要メーカーが値上げしているため、数量ベースでは前年割れと思われ、需要そのものは伸び切らなかったことになる。
大きなマイナス要因は「PETボトル入り麦茶飲料へのユーザー流出」(業界関係者)。10年代から指摘され、小型でも600ml超えが当たり前になったPETボトル入り麦茶飲料が、そのボリューム感、簡便性を武器にリーフ麦茶(家庭用麦茶のこと)の需要を奪っている。22年はコロナ禍の緩和、猛暑が追い風となり、この流れがさらに加速したようだ。
リーフ麦茶に話を戻すと、最大勢力の徳用タイプ(約50袋)はプラス。
▼以下略
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