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日刊食品通信
2023年4月6日

カツオバンコク相場、6年ぶりの高値水準


低調な漁模様を背景に原料供給タイト

 ツナ缶の主原料であるカツオ・マグロバンコク相場は、引き続き高値圏にある。特に、カツオは直近3月でUS$1,950をマーク、高騰した2017年以来6年ぶりの高値水準に達した。低調な漁模様を背景に昨年末から上昇に転じており、年明け2月までUS$1,700で推移したが、船主・トレーダーが値上げ圧力を強めた結果、相場は大幅に上昇した。

 一方、キハダマグロは、昨年6月にUS$3,400をマーク。2011年6月に記録したUS$3,300を超え、11年ぶりに過去最高値を更新した後、7月(US$3,600)をピークに9月以降は直近3月までUS$3,450で推移、依然として高値圏にある。

 大手ブランドによれば、直近3月末段階のバンコクカツオ相場はUS$1,900~2,000程度。漁模様については、引き続き中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)、東部(ナウル・ツバル・キリバス周辺)共に低調に推移している。

 

▼以下略

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