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日刊食品通信
2023年3月31日

うま味調味料、供給不安から安定へ移行


苛性ソーダなど副原料の高止まり続く

 うま味調味料のグルタミン酸ナトリウム(MSG)、核酸は、2020年年初から食品業界へ大きな影響を与えた新型コロナウイルス感染症が22年に入り減少するにつれて、需要が戻りつつあったが、ロシアによるウクライナ侵攻で原材料・副資材が高騰し、前半は供給不安に見舞われた。複数回にわたる価格改定が行われたものの、輸入価格は高止まりが続いている。その一方で、供給不安はほぼ解消され、今年は安定供給の年になりそうだ。

 本紙が推定した23年の国内総需要量は10万500t、前年並みを見込む。年末に引き続き、今年も食品業界ほぼすべてで製品の値上げが続いているが、需要は旺盛で堅調に推移することが予想される。春先以降はコロナが下火になり、人流が活発化すると外食需要が回復するため、需要が高まりそうだ。

 

▼以下略

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