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日刊食品通信
2023年3月13日

しょうゆ大手5社の2月出荷量、8.5%減


 本紙集計による、しょうゆ大手5社(キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、ヒガシマル、マルキン)の2月しょうゆ出荷量(自家消費除く)は、2万6,005kl、前年同月比8.5%減となった。

 カテゴリー別では、家庭用が前月に引き続き苦戦。構成比の高い1LPETの特売頻度が減少しているほか、主原料高騰などによる値上げの影響も受けており、鮮度容器商品も苦戦となっているようだ。業務用は、飲食市場の回復に伴い需要が増加傾向に。しかし、一般消費者の外食店利用がコロナ禍以前と比較して滞在時間が短いことや、インバウンド需要が戻っていないことなどもあり、完全な回復には至っていない。

 1~2月の累計出荷実績は、4万7,739kl、前年同期比5.0%減。3月以降、各社の値上げが予定されており、苦戦が予想される。

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