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日刊食品通信
2023年3月3日

灘・伏見各社の22年出荷動向


 (大阪)灘・伏見を抱える兵庫県・京都府の2022年の清酒課税移出数量は、日本酒造組合中央会調べで京都府が7万6,371kl・前年比97.2%、兵庫県はシステムトラブルで9~12月分を含まないため、昨年実績をもとに本紙調査から10万4,800kl・前年比97.5%と推計した。本紙推計の兵庫県を含む全国計は40.2万kl・99.8%となり、22年の出荷規模は前年並での着地になると見込まれる。

 本紙調べによる兵庫の有力各社の出荷動向は、白鶴酒造は前年比96.2%で、業務用が回復に向かうとともに家飲み需要が落ち着き、主力の「まる」を中心にパックが5%減の着地。プレミアム需要から大吟醸なども好調で、吟醸酒、純米酒、生酒が伸長した。大関は98.8%で、業務用の回復による一升びんと、「のものも」が牽引したパック酒が好調。「ワンカップ」は縮小が続くが、コラボ展開が人気で23年も実施。菊正宗酒造は98.3%。注力商品の「ギンパック」が引き続き好調で、新規採用を増やしながら拡大。

 

▼以下略

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