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日刊食品通信
2023年3月2日

2月のビール販売23%増(本紙調べ)


発新は5ヵ月連続減

 本紙が推定した2月のビール販売実績は、国産大手4社計で前年同月比123%弱となった。プラスは2ヵ月連続。飲食店需要の回復をベースに、前月に続いて基幹銘柄のリニューアル効果が押し上げたが、反面、昨年の反動が若干伸びを抑える動きもみられた。

 他、発泡酒は92%強、新ジャンルも89%強で、ともに自主値上げ後5ヵ月連続のマイナスとなった。外飲みの増加が家飲みを抑制したこともあるが、生活防衛意識の高まりを背景に、より価格の低いカテゴリーへ消費が流れた可能性がある。3カテゴリー計は103%弱、ビール同様2ヵ月連続のプラスだった。

 一方、1~2月はビールが116%強、発泡酒は92%強、新ジャンルも91%弱、合計で101%強だった。ビールは総じて大きく伸長しているが発泡酒と新ジャンルは、値上げ前まで下支えしてきた糖質オフ・ゼロ系商品も一部を除きマイナスに転じ、ビール類全体を押し下げている。

 

▼以下略

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