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日刊食品通信
2023年2月2日

1月ビール販売、値上げ後初のプラス


発泡酒と新ジャンルはマイナス続く

 本紙が推定した1月の国産大手4社ビール販売は前年同月比109%程度と、値上げがあった昨年10月以降はじめて前年を上回った。昨年1月が飲食店需要の一時的回復と糖質ゼロ新製品に後押しされて3割強伸びていたため、その反動も予想されたが、飲食店需要の高まりなどを背景に、リニューアルしたキリン「一番搾り」をはじめ、各社の基幹銘柄が大きく伸びた。ただ、一部には昨年の新製品効果の反動もみられた。

 一方、発泡酒と新ジャンルは、割高感による種類間の移動や飲食店需要の高まりが影響し、92~93%程度と値上げ以降4ヵ月連続のマイナスとなった。3カテゴリー計では100%弱、4ヵ月連続のマイナスだった。

 なお、カテゴリー構成比は、ビールが45.6%(前年同月41.8%)、発泡酒が14.3%(15.4%)、新ジャンルは40.1%(43%)となっている。

 

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