日刊経済通信社調べによる１月前半までの流通菓子出荷実績（金額ベース、20日まで）は、合計で１％増と推定。チョコレートは微増、キャンディ、ビスケットは１ケタ前半増、スナック菓子は１ケタ後半増と３カテゴリーが好調に推移している。さらに、年末年始で行楽地・都市部で人流が増えたことでおみやげ専用商品は２割増～２倍増と各社伸長した。

　チョコレートは、ソリッド系（板物）は微減～１ケタ前半減で推移。冬季限定商品も前年並みまで戻している。苦戦が続いていたナッツ系は販促策が奏功し12月に続き１月も増勢。ビスケットは、１ケタ前半増～２ケタ増と引き続き好調。ソフトビスケットは、一部商品で供給が追い付かず休売するなど、定番品中心に好調が続く。クラッカー、半生も販促頻度が上がり復調の兆し。

　キャンディは、ハードキャンディがのど飴が12月に続き伸長。

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