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日刊食品通信
2023年1月25日

12月首都圏酒類卸商況、金額増も数量減


10月値上げは受容、消費は二極化へ

 昨12月の首都圏酒類卸商況は、10月値上げの影響で金額ベースでは105%程度と前年超えも、数量ベースでは数%減となった模様。物価高による節約志向で、より安価なものを求める機運があるとともに、「買うなら良いものを」と高価格帯が手に取られやすい状況のようだ。値上げはユーザーに受容されているとの見方が強い。業務用は回復基調で102%前後。忘年会は少人数の会合がメインであり、二次会需要も戻らずインパクトは弱かった。家庭用はSMが活況の動きあるも数%減。

 カテゴリー別動向は、ビール類99%前後。ビールは101%。発泡酒は98%、新ジャンルは94%。今年10月の酒税改正に向け、ビールはレギュラー品刷新で底上げの動き。「マルエフ」「スプリングバレー」など第2の柱強化へ。RTDは102〜103%。「氷結無糖グレープフルーツ」(7%)、宝「焼酎ハイボール」などが好調。清酒は前年並み。需要期で下げ止まりか。

 

▼以下略

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