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日刊食品通信
2023年1月11日

ツナバンコク相場、引き続き高値圏


カツオ直近12月はUS$1,700と再上昇

 ツナ缶の主原料であるカツオ・マグロバンコク相場は、引き続き高値圏にある。カツオは、昨夏のFADs禁漁下(7~9月)の低調な漁模様と原料不足を背景に昨年9月にUS$1,750まで上昇。その後、禁漁明けの10月以降はUS$1,650とやや軟化も高値を維持、直近12月はUS$1,700と再び上昇に転じた。一方、キハダマグロは、昨年6月にUS$3,400をマーク。2011年6月に記録したUS$3,300を超え、11年ぶりに過去最高値を更新した。その後、7月(US$3,600)をピークに8月はUS$3,550と反落、9月以降は直近12月までUS$3,450と横ばい推移も依然として高値圏にある。

 大手ブランドによれば、12月末現在、カツオ相場は上昇しUS$1,700~1,750程度。漁模様は引き続き中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)、東部(ナウル・ツバル・キリバス周辺)共に並漁で推移。

 

▼以下略

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