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日刊食品通信
2022年12月6日

ツナバンコク相場、引き続き高値圏


カツオ・キハダ今後も強含み展開か

 ツナ缶の主原料であるカツオ・マグロバンコク相場は、引き続き高値圏にある。カツオは、夏場のFADs禁漁下(7~9月)の低調な漁模様と原料不足を背景に9月はUS$1,750まで上昇。その後、禁漁明けの10月から直近11月はUS$1,650とやや軟化も高値を維持。一方、キハダマグロは、2011年6月に記録したUS$3,300を超え、11年ぶりに過去最高値を更新した6月(US$3,400)以降、7月(US$3,600)をピークに8月はUS$3,550と反落、9月以降11月までUS$3,450と横ばい推移も依然として高値圏にある。

 大手ブランドによれば、カツオ相場は、11月末段階でUS$1,650程度。漁模様は、引き続き中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)、東部(ナウル・ツバル・キリバス周辺)共に並漁。相場は横ばい推移しているが、目下大手船主・トレーダーはUS$1,750程度のオファーを行っているとの情報もあり、相場は上昇する見込み。              

▼以下略

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