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日刊食品通信
2022年11月17日

ツナ缶市場、年明け再値上げへ


諸コストアップが収益を直撃

 ツナ缶市場は、諸コストアップが続くなか、今春以降値上げに動いたが、その後も原材料価格の断続的上昇や、原油価格高騰に伴う包装資材費等の大幅上昇に歯止めがかからず、年明けから再値上げに踏み切る。世界的な食料需要の増加に加え、急激な為替変動、緊迫化する世界情勢等を背景に製造コストの上昇に拍車がかかっているほか、ツナ缶の主原料であるカツオ・マグロのバンコク相場も上昇。各社の収益を直撃している。

 最大手はごろもフーズは、今夏7月1日出荷分から「シーチキンマイルドEO」などカツオを主原料とする製品計10品を値上げ。また、9月1日出荷分からキハダマグロを原料とするシーチキン等の製品価格を改定した。その後、為替相場が円安に大きく進んだことに加え、缶や食用油等の副資材の価格も高騰し、製品の製造原価は大幅に上昇。

▼以下略

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