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2022年11月11日
10月の流通菓子出荷、2%増(本紙調)
ポケット物が好調、インバウンド需要も寄与
日刊経済通信社推計による2022年10月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比102%と3ヵ月連続で前年を上回った。10月11日から全国旅行支援が開始され、前月以上に人の動きが活発化したことで、ポケット商品が好調に推移。外国人観光客も増えてきたことでインバウント需要増加の兆しが出ている。
その一方で、9月の価格改定の影響は、カテゴリーにより明暗が分かれ、大袋商品の比率が高いカテゴリーの苦戦が目立った。チョコレートはソリッド(板)系、ナッツチョコが苦戦するものの、チョコスナックや子ども・小粒は好調に推移。ビスケットもソフトビスケット・クッキーは伸びたものの、販促機会が減少した半生ケーキは苦戦。キャンディは、ポケット商品好調で価格改定にも関わらず好調に推移。スナック菓子も袋ポテトチップスの特売が減少したものの、コーン、小麦スナックが底上げに寄与している。
▼以下略
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