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日刊食品通信
2022年11月8日

東罐GHD大塚社長「価格交渉さらに進める」


取引先は素材市場との連動を受け入れへ

 東洋製罐グループホールディングスの2023年3月期上期連結業績は10%の増収も大幅な減益。値上げは進んでいるが、コストアップには追い付いていない。契約上、値上げが23年から始まる取り引きも多くあるという。通期業績予想を修正し、売上高を当初から0.3%増の9,000億円に引き上げたが、一方で最終的な儲けの当期純利益は同42.3%減の75億円に引き下げている。

 7日都内本社で開催の説明会に登壇した大塚一男社長は「値上げを着実に進められ、利益は想定よりも良い」と評価しつつも、事業環境に見合った価格が実現できていないとして「取引先との交渉をさらに進める」と強調。最大事業「包装容器」の大口顧客である酒類、清涼飲料メーカーは多くが10月から値上げし、「これまでよりもパッケージへの価格転嫁が受け入れられやすくなる」見通しだ。

 

▼以下略

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