日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2022年10月27日

冷凍食品市場、旺盛な需要続く


諸コストアップで収益は厳しく

 冷凍食品市場は、旺盛な需要が続いているものの、空前の諸コストアップが収益を圧迫。来週以降、発表が予定されている中間決算では各社とも増収減益傾向となりそうだ。コロナ禍以降、原材料費、人件費、物流費、原油価格の高騰が加速するなか、昨秋から今春にかけて3年ぶりとなる値上げを実施したが、その後も改定幅を上回るコスト上昇が続いたことから、5月以降、大手各社は相次いで再値上げを発表。夏場から再値上げに動いている。ロシアのウクライナ侵攻で世界的な原油高や食糧相場上昇に拍車がかかったほか、急激な円安が追い打ちをかけた。秋以降も原材料価格は引き続き上昇しており、さらなる値上げの検討段階にある。

 家庭用市場は、旺盛な需要が続き値上げ後も底堅い動きを見せている。コロナ禍以降、新規ユーザーの獲得に成功したほか、既存メーカー以外の新規参入により品ぞろえも増え、売り場全体が活性化している。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。

バックナンバーへ

媒体紹介へ