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日刊食品通信
2022年10月20日

7~9月流通菓子出荷、猛暑響き微減


前期の五輪需要響くもポケット商品が伸長

 日刊経済通信社推計による2022年7~9月期の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前期比99%と僅かながら前年を割った。

 前期は、新型コロナ感染が再び拡大するなか、東京五輪のテレビ観戦を想定した販促でスナック菓子、ビスケットで堅調に推移。低調だったチョコレート、ビスケットの大袋商品の荷動きが回復。さらに、苦戦が続いていた塩系タブレット、塩あめなど塩分補給の“塩”関連商品の売り上げが上昇、一部商品は品薄となった。

 今期は、6月から続く猛暑の影響でチョコレート、ビスケットの荷動きが鈍化、大袋商品も低調に推移した。その一方で、今年の旧盆前後は3年ぶりに行動制限がなかったこともあり、帰省や観光など人流が大きく増加しポケット商品が伸長。中でも、キャンディ、グミ、チョコスナックなどの小袋パウチ食品が好調だったものの、価格改定による一部カテゴリーの苦戦が響き、前年まで届かなかった。

 

▼以下略

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