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日刊食品通信
2022年9月9日

8月飲料市場9%増、前年2ケタ減からの反動


猛暑が寄与も、降雨で「伸び切らず」の声

 清涼飲料市場の2022年8月実績は、数量ベースで前年比9%増。累計は4%増になった。

 前年同月がコロナ禍と記録的冷夏により11.5%減と低ベースで、一転して今年は人出の増加と猛暑が止渇需要を活性化させた。ただ、猛暑と同時に降雨も多く、「前年のマイナス分を取り戻すには至らないメーカーも多かった。『伸び切らなかった』印象もある」(業界関係者)。

 カテゴリー別では、前年同月が悪過ぎたことから満遍なく伸びているが、スポーツドリンクや炭酸水、ミネラルウォーター、麦茶など止渇飲料の伸び率が高い。大塚グループの「ポカリスエット」がマイナスとなったのは猛暑日や夏休みでの需要を見据え、6・7月に大量出荷があったためで、「実需は高水準」(同)。

 

▼以下略

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