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日刊食品通信
2022年9月2日

今夏のビール販売、22%の大幅増


緊急事態宣言下の昨年を大きく上回る

 本紙が推定した今夏(6〜8月)のビール販売は、92日のうち71日が緊急事態宣言下にあった昨年を背景に、前年同期比122.3%の約4,724万箱(大びん換算)と大きく伸長した。ただ、コロナ前の19年に比べると依然として低水準(89.6%)。第7波で業務用需要の回復に急ブレーキがかかったことも大きく影響したようだ。

 また、ビール以外では新ジャンルが93.5%の約3,624万箱、発泡酒も96.8%の約1,211万箱と揃ってマイナス。各社がビールへ傾注する中、缶ビールやRTDなどへの消費移行が進んだ。19年比はそれぞれ84.7%、98.2%で、20年10月の増税以降、新ジャンルに割高感が生じていることを表している。発泡酒は糖質オフゼロ系の堅調が下支えした。

 3カテゴリー計は106.3%の約9,559万箱。19年比では88.6%。カテゴリー構成比はビールが49.4%、新ジャンルが37.9%、発泡酒は12.7%だった。

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