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日刊食品通信
2022年9月1日

9月菓子展望−秋季商戦開始、大袋動向焦点


特売価格上昇も災害対応の備蓄需要は堅調

 日刊経済通信社がまとめた9月の流通菓子市場展望は、秋季商戦が本格スタートするなか、新商品発売とともに価格改定実施による催事向け商品の売価設定が注目される。

 5月以降、6、7月と大手メーカーが主力ブランドを中心に価格改定を実施してきたが、9月からはほぼ全社で秋季商品を含めて価格改定・規格変更が実施され、“新価格”での秋季商戦が始まる。ポテトチップスの1月後半実施など、カテゴリーにより価格改定の時期は異なっていたものの、新価格の浸透は予想以上に早く、値上げ月以降の出荷状況への影響も1〜2ヵ月程度と、過去実施されたケースと比べても、目に見えての需要減が表れていないというのが現状だ。その一方で、9月以降の年後半は、ハロウィンなど大型イベントや冬季限定チョコ発売、クリスマス商戦など売り上げ規模が大きい月が続き、翌年年初早々からのバレンタインデーなどへ大きな影響を与えることから、大袋・ファミリーパックの価格設定に注目が集まるだろう。

 

▼以下略

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