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日刊食品通信
2022年8月30日

21年度即席カレー、特需反動減でマイナス


価格改定の影響が今後の焦点

 本紙調査による2021年度即席カレールウ生産量は8万5,500トン、前年比2.1%減となり2年連続のマイナスと推定。出荷金額は721億円、1.9%減。家庭用が前年の特需の反動減や販促機会の減少で苦戦したが、業務用は回復した。なお、レトルトカレーは15万9,823トン、1.7%減と過去最高の生産量となった前年から減少。21年度は即席カレー、レトルトともにマイナスという結果になった。

 昨年は低調に推移していた家庭用ルウマーケットだったが、今年に入って以降は回復傾向にあるようだ。4~6月も引き続きカレー製品群に回復の動きがあり、大手メーカーは前年を超える実績となった。業務用も経済活動再開に伴う需要の回復を背景に堅調な動きをみせている。

 需要が回復傾向にある一方、原材料価格等の高騰から、8月15日には家庭用最大手のハウス食品がルウカレーの価格改定を実施。          

 

▼以下略

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