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日刊食品通信
2022年8月24日

首都圏酒類卸商況、中旬まで堅調も終盤失速


10月値上げの仮需は9月後半見込み

 7月の首都圏酒類卸商況は、上旬〜中旬まで順調に推移も下旬は猛暑やコロナ感染拡大が影響し、終盤にかけて失速。それでも業務用は2ケタ増を維持、家庭用は90%程度と見られ、合計では105%ほどと推定。昨7月は東京で緊急事態宣言が発出されていた。食料品など身の回り品の値上げで、今後酒類は節約の対象になりそうだ。

 カテゴリー別では、ビール類は105%程度。ビールはびん・樽がけん引し112%ほど。9月発売新商品「SPRING VALLEY シルクエール〈白〉」は高い期待感。業務で先行展開中の「ビアボール」は話題性を獲得。割り材購入も期待。発泡酒は90%前後。糖質ゼロビールの影響で機能系に陰りか。新ジャンルは85%ほど。「酷暑ではビール系より飲料に手が出る」(卸筋)。RTDは90%弱。レモン系は飽和状態。グレフルが拡大するか。

 

▼以下略

 

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