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日刊食品通信
2022年8月9日

キハダバンコク相場高騰、7月は過去最高値


カツオはFADs禁漁で反転上昇見込み

 ツナ缶の主原料であるキハダマグロのバンコク相場高騰が止まらない。直近7月はUS$3,600/MTと、過去最高値を記録した6月(US$3,400/MT)から一段高となった。一方、7月のカツオはUS$1,500/MTと、5年ぶりの高値をマークした4月(US$1,900/MT)以降、5月(US$1,700/MT)、6月(US$1,550/MT)に続いて下落した。

 大手ブランドによれば、キハダは中西部太平洋での低調な漁模様と低い混獲率のなか、市場の底堅い引き合いを背景に相場は上昇している。これに対し、カツオは7月末段階でUS$$1,500/MT程度。漁模様は、引き続き中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)、東部(ナウル・ツバル・キリバチ周辺)ともに低調に推移している。パッカーへの原料供給が6月に安定していたこともあり、新規買付が消極的だったことから7月の相場は横ばいで推移した。

 

▼以下略

 

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