日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2022年7月21日

6月のアイス、2%減(本紙調)


前半が天候不順、一部商品に仮需の反動も

 6月のアイスクリーム販売実績は、2%程度前年を下回った(本紙調)。

 上旬から中旬にかけて天候に恵まれず、一部商品には6月の値上げを前に5月下旬に仮需が発生したため、月初の問屋在庫は厚めだった。このためアイスクリームの商況は上旬から中旬にかけてマイナスで推移。しかし、2022年は関東甲信地方など各地で梅雨が記録的な短さとなり、東北北部を除き6月の梅雨明けとなった(速報値)。東京では25日以降30日まで最高気温が35度以上の猛暑日を記録し、アイスクリームの商況も急回復したが、前年クリアには至らなかった。なお、4-6月累計は1%強前年同期を上回った。6月の各社実績は次の通り。

 ロッテは5%増で、うち市販用が4%増、業務用は44%増。「クーリッシュ」が前年並みで、主力の“バニラ”が5%増、CVSに導入された“ベルギーチョコレート”が45%増だったが、“冷やしパイン”が発売の時期ズレとなった。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。

バックナンバーへ

媒体紹介へ