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2022年7月15日
上期の“ビール”業務用が47%増
懸念される感染の再拡大
本紙が推定した1〜6月の容器別ビール販売は、最大ボリュームの缶が数量では増進したものの構成比は前年同期を6.5ポイント下回る結果となった。新ジャンルと発泡酒を除いた狭義のビールが対象。
缶の構成比下落は、4月以降に飲食店需要が上向いたのが背景で、業務用樽が157.4%、びんも126.3%、合わせて147%となった。連れて構成比も樽が6.1ポイント、びんは0.5ポイント、それぞれ上昇した。
ただ、19年同期比の販売数量は、缶が118.3%と2ケタ増えたものの、業務用樽は58.2%、びんも48.3%と依然低水準にあり、ビール計でも86.2%にとどまっている。このように、ビール需要の回復には飲食店需要が直結しているだけに、再度の感染拡大が急な今、その影響が懸念されている。
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