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日刊食品通信
2022年7月14日

6月流通菓子出荷、後半の猛暑響き微減に


スナック菓子、キャンディで塩系が伸長

 日刊経済通信社推計による2022年6月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比99%と5ヵ月ぶりに前年を割った。初旬から第3週までは全カテゴリーともに堅調、17日時点では前年並み〜103%程度で推移していた。しかし、第4週末の24日以降、全国的に気温が急上昇し、猛暑日・真夏日が続いたことで、チョコレート、ビスケットの荷動きが鈍化。7月前半も猛暑が続くとの予報から月末の出荷が低調で、4週目以降は90%前半と苦戦を強いられたようだ。

 その一方で、塩飴や塩分補給のタブレットへの需要が急増。大手2社は月末時点で予定数量は全て出荷。塩飴も5割増を超えるメーカーもあり、出荷調整に追われた。また、ラムネも好調でキャンディ全体を押し上げた。スナック菓子もポテトチップスが県産馬鈴しょの本格出荷で、一部中止していた販促の再開により回復基調となった。

 

▼以下略

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