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日刊食品通信
2022年7月8日

キハダバンコク相場、続高で最高値更新


カツオは反落もFADs禁漁の影響を注視

 ツナ缶の主原料であるキハダマグロのバンコク相場は続高基調にあり、直近6月はUS$3,400/MTと、2011年6月に記録したUS$3,300/MTを超え、過去最高値を更新した。EU船の操業する大西洋・インド洋における漁模様がおおむね低調に推移するなか、相場はさらに上昇した。引き続き、原料需要は高位見通しであることから、今後も堅調推移が見込まれる。一方、カツオは直近6月はUS$1,550/MT。値上げに追い込まれた2017年以来の高値をマークした4月(US$1,900/MT)以降、5月(US$1,700/MT)に続いて反落した。

 大手ブランドによれば、直近6月末現在、カツオバンコク相場はUS$$1,500/MT程度まで下落、。漁模様は、引き続き中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)、東部(ナウル・ツバル・キリバス周辺)ともに好調に推移している。

 

▼以下略

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