日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2022年6月27日

6月前半の流通菓子出荷、2%増と堅調


チョコレート、スナック菓子がけん引

 日刊経済通信社推計による6月前半(17日まで)の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比102%と堅調に推移したようだ。5月に続き、6月も大手メーカーの価格改定・規格改定があったものの、ポケット商品中心に初旬から中旬にかけて順調。4、5月とやや低調だった大袋商品も前年並みと回復が見られた。菓子類の値上げや特売価格の値締めが続くが、現状では消費マインドに大きな影響は出ていないようだ。

 チョコレートは103%と推定。6月に入り気温の高い日が続く中、ソリッド系は板が前年を割るものの、ハイカカオ・機能性は堅調。センターアソートも期間限定品など夏向け商品が押し上げ、前年を上回っている。チョコスナックも102〜105%と好調。子ども・小粒チョコも103%と前月に続き好調を持続している。一方、ナッツ系は95%前後と苦戦。価格改定と特売価格の上昇が響いているようだ。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。

バックナンバーへ

媒体紹介へ