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日刊食品通信
2022年6月16日

味の素社、加工用MSG・核酸を再度価格改定


苛性ソーダ・アンモニアなど副原料高騰が最大要因

 味の素社は、調味料・加工食品メーカーに販売する加工用のグルタミン酸ナトリウム(MSG)の出荷価格を約50%、核酸を約20%、それぞれ8月1日納品分から改定する。同社は1月1日納品分から約15%値上げしており、今年2回目の価格改定となる。

 「年初に実施した価格改定は、昨年の夏ごろの経済情勢から判断。主副原料や運賃、燃料費が同時多発的に上昇していることが、価格改定の背景になったが、2022年明け以降はウクライナ情勢などにより、情勢はさらに悪化している」(同社)。海外ではコロナ感染症からの景気の急回復により経済活動が活発化しており、原油は昨年夏から160%、天然ガスは200%と高騰。主原料も昨年夏から粗糖は115%、タピオカでんぷんは105%と上昇。サトウキビ、キャッサバがエネルギー向けのエタノールでの使用量が増えたことで価格が上昇している。

 

▼以下略

 

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