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日刊食品通信
2022年6月13日

豪州産22年下期原料チーズ、約16%の上昇


チェダーt当たり6,350ドルに(本紙調)

 豪州産輸入原料チーズの22年下期(7-12月)価格は、約16%の値上がりでほぼ妥結した(本紙調)。チェダーのt当たり価格は6,350ドル。21年下期(7-12月)比では約900ドルの値上がりになるとともに過去最高値だった08年上期(約5,700ドル)を大きく上回った。また、ゴーダは同6,300ドルで同水準の上昇。

 原料チーズ価格は、前回(22年上期)、前々回(21年下期)ともに約10%上昇しており、今回はさらに大幅な高騰となった。コロナ禍からの回復に伴い、中国や東南アジア、欧州で生クリームや脱脂粉乳等の需要が高まる中、ウクライナ危機による肥料・飼料価格の高騰に加え物流コストの上昇が追い打ちをかけた。

 今回の価格交渉は、競合する他の国際乳製品価格を踏まえ、当初2割以上の値上げが提示されたが、日本向けの輸出数量を確保したい豪州側の意向を踏まえ、やや低い水準での妥結となった。

 

▼以下略

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