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2022年6月10日
5月の流通菓子出荷、1%増(本紙調)
前半2〜4%増と堅調、後半気温上昇で鈍化
日刊経済通信社推計による2022年5月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、前年比101%と4ヵ月連続で前年を上回った。
前半は、合計で102〜104%と堅調。まん延防止等重点措置の解除で4月最終週から5月前半のゴールデンウィーク期間中の需要増に対応して、月末の流通在庫がかなり膨らんだとみられるが、期間中は好天に恵まれ全国的に観光地の人出が戻ってきたことで、ポケット物中心に荷動きが好調に推移。高速道路売店、駅売店での菓子の売り上げもメーカー間で差があるもの、2ケタを超える伸びとなったようだ。中旬から後半にかけては荷動きが一転し低調に。19日以降は東京でも最高気温が25℃を超える夏日が続き、チョコレートなどの動きが落ちる結果となった。また、昨年5月が月を通して新商品発売が多かったが、今年は春先から各社ともアイテムの絞り込みや新規発売品を減らすなど、絞り込みを行っていることも影響した。
▼以下略
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