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日刊食品通信
2022年6月2日

5月のビール、増勢を強める


待たれる飲食需要の本格回復

 本紙が推定した5月の国産大手4社ビール類販売実績は、大きく伸長したビールがけん引し、前年同月比110%弱と再び増勢に転じた。内訳は、順調な缶の動きに飲食店需要が上乗せしたビールが141%強と増勢を強め、7ヵ月連続のプラス。反面、新ジャンルと発泡酒はそれぞれ90〜91%、94%強と、ともに6ヵ月連続のマイナスとなった。

 ビールは各社の旗艦銘柄が揃って3〜6割の大幅増。順調な動きを見せる缶需要に、昨年同月が壊滅的だった飲食店需要の反動が上乗せした。しかし、飲食店需要の回復も実態は遅々と進んでいない。ビール以外では、これまで下支えしてきた糖質オフ・ゼロ系の伸長が総体に鈍っている。また、レギュラータイプは一部を除きマイナス傾向が続いている。

 これを受けた1〜5月累計は3カテゴリー計で前年同期比102%強とプラスに転じた。

 

▼以下略

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