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日刊食品通信
2022年5月24日

首都圏酒類卸商況、業務回復の動きへ


ビールの樽・びんがけん引

 4月の首都圏酒類卸商況は、緊急事態宣言や重点措置の発出が無く、外食に客足が戻り始めるなど業務用回復の動きが見られた。料飲店での感染対策は引き続き行われ、大人数の宴会需要もまだ消失したままだが、業務用はビールがけん引し10数%増。同時に家庭用は落ち着いて数%減少し、合計では103%程度で着地した模様。

 カテゴリー別では、ビール類は105%ほど。ビールは、樽やびんが好調に推移し110%。業務用比率の高いメーカーの伸びが良かった。発泡酒は90%弱と停滞気味で、新ジャンルも90数%など、いずれも新しい話題が無く、定番品の動きに任せている状況。生活防衛意識のさらなる高まりを指摘する声もあった。RTDは踊り場に入り95%前後。無糖系の動きが鈍くなりつつも、定番品への集中が進んでいるようだ。「翠ジンソーダ缶」は好調。清酒は業務用の回復で前年並み〜数%増。家庭用でパック酒の好調銘柄も。

 

▼以下略

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