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日刊食品通信
2022年5月20日

21年焼肉のたれ類、特需反動で前年割れ


 本紙調査による2021年度(4〜3月)の焼肉のたれ類の市場は、メーカー出荷額ベースで950億円、前年比98.6%と推計。13年ぶりに前年を下回った。推計生産数量は15万7,700kl、7年ぶりに前年比減となった。20年度は内食需要の増加により、すき焼きやステーキなどの家庭内での喫食機会が増加し家庭用商品が伸長したが、外食などの業務用需要は不振。21年度は家庭用は特需の反動減、業務用は年の後半に飲食店などで客足が戻り、前年の裏返しのような状況となった。

 主なメーカーの業績は、生産量・金額ともにトップの日本食研(9月期)の焼肉のたれ類販売金額は368億5,020万円、前年比105.0%。うち家庭用は55億3,040万円で102.6%、主力の業務用が313億1,980万円で105.5%。エバラ食品工業(3月期)は本紙推計で207億円、前年比81.9%。家庭用商品の構成比88.9%。ダイショー(3月期)は93億4,000万円、103.9%。業務用構成比55.9%。(詳細は姉妹誌「酒類食品統計月報」6月号に掲載)

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