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日刊食品通信
2022年5月2日

5月流通菓子展望、春の行楽需要に期待


大袋などの特売も増加傾向に

 日刊経済通信社調べによる5月の流通菓子展望は、春の行楽需要を迎え、行楽地でのポケット商品の需要増に加え、連休に備えての大袋商品への購入が増えそうだ。まん延防止条例が解除され最初となる大型連休を迎えるが、北海道、沖縄などの人気観光地を避け、近隣で過ごす傾向が予想される。事実、3月後半から4月にかけて、お土産品の需要が急拡大。前年との比較は難しいものの、数倍増となるなど人流が増えていることを裏付ける結果となっている。特に、「金沢を始めとる北陸地区や甲府など山梨エリアでの売り上げが高い」(大手菓子メーカー)など、5月も近隣で過ごす傾向が強そうだ。

 一方、原材料価格などの高騰で特売など販促機会が減少してきたが、4月以降大袋を中心に特売が増加している。さらに5月に一部メーカー、7月から数社が価格改定を実施することから、5月後半からは仮需が発生することが予想される。

 

▼以下略

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