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日刊食品通信
2022年4月25日

“急須の緑茶”注目高まる、在宅時間の充実に


若年層のレトロブームも追い風

 本紙調べの2021年家庭用緑茶市場は数量、金額ともに前年比マイナスとなった。20年に巣ごもり需要で伸びたことによる反動減。一方、コロナ禍が収束しなかったことから生活の多くは家庭内に偏り、19年比ではプラスとなっている。

 パッケージ別ではリーフが減少、ティーバッグと粉末系がプラス。最大規模のリーフは長年漸減傾向で、「20年は予想外の特需で、伸びを維持するのはかなり難しいと見ていた」(業界関係者)との意見もあり、想定内の推移に収まったメーカーも多かったようだ。

 ただ、反動減となったリーフだが、ポジティブなこともある。生活が家庭内に集中し、質の良い在宅時間を求める人が増え、そのツールとして急須で淹れたお茶を選ぶケースが少しずつではあるが見られるようになっている。

 

▼以下略

 

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