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日刊食品通信
2022年4月1日

うま味調味料のMSG・核酸輸入単価、上昇続く


核酸はインドネシアが急騰

 うま味調味料のグルタミン酸ナトリウム(MSG)と核酸は原材料や副原料のほかエネルギー、海上運賃の高騰で1月出荷分から国内、海外メーカーともに販売価格の引き上げを行っているが、25日発表の財務省「貿易統計」によると2月の輸入通関実績からみた1㎏あたりの単価は、MSGは1月に続き上昇、核酸は急騰した。

 MSGの2月単価は185.3円、前年比は55.2円上昇の142.4%、2022年1月比では4円上昇の102.2%と1月に続く上昇となった。国別では、中国が単価169.5円、前年比は46.9円上昇の138.3%、2022年1月比では3.2円上昇の101.9%、ベトナムは単価184.6円、前年比は31.4円上昇の120.5%、1月比では7円上昇の103.9%、インドネシアは単価191円、前年比は39.1円上昇の125.8%、1月比では3.3円上昇の101.7%、ブラジルは単価184.1円、前年比は86.2円上昇の188%、1月比では4.8円上昇の102.7%と、主輸入国は前月に比べ上昇している。

 

▼以下略

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