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日刊食品通信
2022年3月30日

今期ノリ漁、最終生産60億枚台前半か


4年連続70億枚割れで減産基調

 シーズン終盤のノリ漁は、今年も低水準に推移している。最終生産枚数は、3月上旬段階で歴史的減産(60億枚前後)が濃厚とみられていたが、中旬以降やや持ち直したことで、前年(64.5億枚)を超えらるかどうかが焦点となっている。ただ、4年連続の70億枚割れは確実で、長期的な減産基調が懸念されている。

 全海苔漁連によれば、終盤を迎えている3月13日現在の全国共販出荷量は55億8,600万枚(前年同期比3億1,600万枚減)と減少、総金額は690億5,400万円(同50億3,600万円増)となり、平均単価は12円36銭(1円51銭高)と上昇。平成以降で最高値となった2019年度(13.40円)に迫った。

  その後、3月20日現在の全国共販出荷量は59億9,200万枚(前年同期比1,300万枚増)まで盛り返し、総金額は717億2,300万円(同71億5,400万円増)、平均単価は11円97銭(1円19銭高)とやや下げた。

 

▼以下略

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