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日刊食品通信
2022年3月24日

2月の首都圏酒類卸、家庭用鈍化で停滞


まん防解除で3月は下旬の追い上げに期待

 2月の首都圏酒類卸商況は、まん延防止等重点措置の影響で引き続き時短営業が求められ、業務用は停滞。家庭用は伸びが鈍化しており、難しい状況が続いた。緊急事態宣言が出ていた昨年2月と比べても合計で98%程度とわずかに前年割れとなり、厳しい結果となった。他方、やや割高なワインやウイスキー、清酒の上撰など“ちょっと良いもの”が小売で選ばれる動きもあったようだ。

 カテゴリー別では、ビール類は96%強。ビールは前年並み。新商品「アサヒ生ビール(マルエフ)」や刷新した「パーフェクトサントリービール」は好調で底上げ。発泡酒は機能系が健闘も90%程度と減少。新ジャンルは80%前後と苦戦。RTDは92%程度。レモンフレーバーのアイテム過多で「棚割りの整理が始まっている」(卸筋)。清酒は98%〜前年並み。上撰パックで好調アイテムも。焼酎は、甲類が93%ほどで「キンミヤ」は好調。

 

▼以下略

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