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日刊食品通信
2022年3月16日

ツナ缶市場、原料高とコストアップに直面


キハダバンコク相場高騰、カツオも高値圏

 ツナ缶市場は、原料高と広範囲にわたるコストアップに直面している。指標となるバンコク相場をみると、直近のキハダマグロは高騰し、カツオも高値圏にある。さらに、物流費、空缶をはじめとする包装資材、原油高による動燃料費の上昇のほか、円安進行、ウクライナ危機など世界情勢が緊迫するなか、業界を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。

 一方、長期化するコロナ禍で家庭用商品は引き続き堅調に推移。特に、年明けはオミクロン株の流行で在宅療養者への支援物資として需要が高まったこともあり、2月の出荷量はベースの高い前年同月を上回った。蔓延防止等重点措置の延長(3月21日まで)等による内食回帰や防災意識の高まりによる備蓄需要増など、3月も大都市圏を中心に増勢が見込まれる。

 

▼以下略

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