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2022年3月7日
キハダバンコク相場、高騰
FADs禁漁と原料需要増背景に
ツナ缶の主原料であるキハダのバンコク相場が高騰している。直近2月はUS$2,850/MTと2年ぶりの高値圏、値上げに追い込まれた18年の平均価(US$2,733/MT)を突き抜けた。
大手筋によれば、大西洋におけるFADs禁漁(1月1日~3月13日)が引き続き行われており、インド洋も漁模様は低調に推移している。一方、夏場の製造に向けて原料の引き合いが増加していることから相場は上昇している。
カツオも上昇基調にあり、1月末のUS$1,600/MTから2月半ばにUS$1,650/MTと小幅高、2月末段階でUS$$1,700/MTに達した。漁模様は、中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)は並漁、東部(ナウル・キリバス周辺)は低調に推移している。中西部太平洋全域における漁模様が総じて低調~並漁に推移したため相場が上昇したもとのとみられる。
▼以下略
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