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2022年2月28日
うま味調味料、7年ぶり一斉値上げ
主副原料や運賃、燃料費が同時多発的に上昇
うま味調味料のグルタミン酸ナトリウム(MSG)、核酸は、2021年も外食向けの業務用が苦戦したものの、加工用や家庭用が需要増もあり堅調に推移した。その一方で、原材料を含めた同時多発的なコスト上昇で、昨年末から各社が値上げを表明。メーカー全社が一斉値上げに踏み切るは約7年ぶりとなる。
原料のトウモロコシ、タピオカでんぷん、糖蜜が上昇するとともに、副原料の苛性ソーダやアンモニア、さらに高止まりする海上運賃などコストは急激に上昇。2020年は1kgあたりの単価は141.3円と19年比で10.3円下落したが、21年に入り価格は徐々に上昇。3月は130円だったが、4月137.2円、7月147.6円、9月には150.1円と7ヵ月で20.1円上昇、その後も単価は上昇を続け、12月には16.0円と年初に比べ33.7円と急騰するなど異例の事態となっている。
▼以下略
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