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日刊食品通信
2022年1月20日

首都圏酒類卸商況、業務回復で前年超え


家庭用は伸びが鈍化

 21年12月の首都圏酒類卸商況は、業務用が盛り返した一方で、家庭用の伸びが鈍化したことにより、全体では前年並み〜104%程度で着地。業務用は、特にビールの回復が全体をけん引して2ケタ増。家庭用は、10月の緊急事態宣言や重点措置解除以降は低調で、「伸長はもう限界」(卸筋)とされ、前年並み〜1ケタ減程度。クリスマス〜年末にかけては、量販で伸びきらなかった。昨年よりも帰省の影響が出たものと見られる。

 カテゴリー別では、ビール類は110%ほど。ビールは2ケタ増で、樽や大びんの増加が底上げ。缶も好調を維持し、新商品「アサヒ生ビール(マルエフ)」が寄与。6缶パック、500ml缶や黒生へ高い期待感。「生ジョッキ缶」も引き続き好調。「一番搾り 糖質ゼロ」は定番として定着。「パーフェクトサントリービール」も好調。「プレミアムやクラフトの伸長、新商品の寄与、糖質ゼロ商品の定番化など、明るい兆し」。

 

▼以下略

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