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日刊食品通信
2022年1月13日

21年のビール類缶製品販売“微減”


新ジャンルのマイナス大きく

 本紙が推定した21年の国産大手4社ビール類容器別販売実績は、20年に比べ缶が微減にとどまる一方で、業務用樽とびんは飲食店需要の冷え込みから20数%減少した。いずれもビール、発泡酒、新ジャンルの合計がベース。

 最もウエートが高い缶は前年比98.8%の約2億8,830万箱(ビール大びん換算)。缶ビールが2ケタ伸長し(既報)、発泡酒も2%増えたが、新ジャンルの減少分を埋めきれなかった。構成比は前年を3.4ポイント上回る87.1%だった。

 一方、業務用樽は73.8%の約3,050万箱、びんも76.6%の1,190万箱。ともにコロナ禍による飲食店需要の冷え込みを映し出した。構成比は業務用樽が前年を2.6ポイント下回る9.2%、びんは0.9ポイント下回る3.6%だった。

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