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2021年12月24日
冷凍食品市場、家庭用続伸・業務用回復へ
深刻なコスト高で来春から値上げ
冷凍食品市場は、家庭用は引き続き伸長し、業務用は回復へ光明が見えてきた。長期化するコロナ禍で生活スタイルが一変するなか、冷凍食品の存在価値は一段と高まっており、今後も成長が見込まれる。一方、輸入品を中心とした原材料や燃料費高騰、国内外の物流費アップなど、引き続くコストアップは深刻度を増し、各社の収益を直撃。業界は年明け来春から一斉値上げに動く。
上期の家庭用市場は、本紙推定で前年比104%。コロナ禍で需要が急増した前年同期をさらに上回った。月別でみると、4月は前年比96%、5月101%、6月105%、7月102%、8月108%、9月109%で推移。ちなみに昨20年の同期間の対前年比をみると、4~5月120%、6月110%、7月111%、8月116%、9月110%。今期も成長ぶりが際立っている。
▼以下略
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