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2021年12月21日
チーズの上期総消費量0.3%増(本紙調)
市販用、昨年下回るも高水準確保
農水省牛乳乳製品統計と財務省貿易統計をもとに本紙が試算した2021年度上期(4〜9月)のチーズ総消費量(業務用、その他原料用を含む)は18万675t、前年同期比0.3%増。輸入ナチュラルチーズ(NC)総量が14万3,891tで1.6%減少する一方、国産NC生産量は2万784tで13.0%増。国産品が輸入品の一部に置き換わる形で高水準を確保した。
また、21年度上期の市販用チーズ市場は、金額で2%減、物量で前年並み。ただ、20年度はコロナ禍を背景に家庭内消費が増加しており、特に緊急事態宣言が発出された4月以降は在宅時間の延長とともに調理用途の市販用チーズの消費が増加した。この動きは20年8月にはほぼ沈静化したものの20年度は業務用が大きな打撃を受けた半面、市販用は好調だった。
▼以下略
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