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日刊食品通信
2021年12月20日

21年流通菓子市場、3%増予想(本紙調)


キャンディ復調、ビスケットは需要堅調

 日刊経済通信社推計による2021年の菓子市場規模は、生産数量で196万t、前年比103.4%、出荷金額では2兆4,423億円、103%と増勢が見込めるものの、一昨年比では数量97.2%、金額96.9%にとどまった。流通菓子全体では総生産量で120万3,000t、103.5%、出荷金額では1兆5,191億円、103%と堅調に推移。一昨年比でも数量100.2%、金額99.8%と戻してきたようだ。前年苦戦したCVS、駅売店ルートの売り上げが回復したものの、約1,400億円ほどの訪日外国人によるインバウンド消費がほぼ消滅したことの影響が反動増による増勢に結びつかなかった。

 20年に“巣ごもり”需要で大幅増となった大袋商品は前年を割るものの、消費構造の変化で年間を通しての購入が定着。チョコレート、ビスケットだけでなく、キャンディのグミなどカテゴリーを問わず拡大した。

 

▼以下略

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