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日刊食品通信
2021年12月17日

首都圏酒類卸商況、業務用やや回復


 11月の首都圏酒類卸商況は、全般的な動向として、業務用の回復が続くのと同時に家庭用の減少が見られた。飲み会からの帰宅時間の早まりや1次会で終わる傾向に加え、料飲店の人手不足など、過渡期ならではの課題が引き続いている。全体では105%程度と推定。

 業務用は110%前後。料飲店の自主的な席数制限や人数制限、滞在時間の減少など、従来の飲用スタイルから変容しているものの増加。一部卸では19年比で9割程度となった。一方、家庭用は業務用増の影響で減少、前年並み程度で推移した模様。

 カテゴリー別では、ビール類は103%ほど。ビールは105%で、樽やびんが増加した。缶はブランド力の強い「一番搾り 糖質ゼロ」が増勢を維持。11月に再発売された「アサヒ生ビール(マルエフ)」は好調。来年2月発売の500ml缶、黒生に期待感。発泡酒は引き続き機能系が堅調で101%。新ジャンルは増税以降、減少傾向は変わらず95%。

 

▼以下略

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