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日刊食品通信
2021年12月13日

豪州産22年上期原料チーズ、約10%の上昇


チェダーt当たり5,450ドル(本紙調)

 豪州産輸入原料チーズの2022年上期(1-6月)価格は、約10%の値上がりでほぼ妥結した(本紙調)。チェダーのt当たり価格は5,450ドルで、過去最高値だった08年上期(約5,700ドル)に迫る水準。21年下期(7-12月)比では約500ドルの値上がりとなる。また、ゴーダは同5,250ドル、同水準の上昇となった。

 原料チーズ価格は、前回(21年下期)も約10%上昇しており、今回はさらに大幅な上昇となった。中国や東南アジアを中心に生クリーム・脱脂粉乳等の需要が急増する一方、主要輸出国の生乳生産はいずれも低調に推移。このため各種乳製品の国際価格が上昇し、さらに乳製品輸出国も飲用向けを始めとする乳製品の国内需要が堅調なため、輸出に回る生乳需給はタイトなものとなった。

 今回の価格交渉は、競合する他の乳製品価格を踏まえ、当初から10%程度の値上げが提示され、ほぼそのまま決着。

 

▼以下略

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