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日刊食品通信
2021年11月16日

カツオバンコク相場、10月は横ばい


低調な漁模様と原油高で近々上昇へ

 ツナ缶の主原料であるカツオの10月のバンコク相場は、年初来高値を記録した8月から一転、9月以降軟化している。10月も横ばいで推移した。

 製品需要の停滞で相場は下げ基調だったが、タイパッカーにおけるクリスマスや新年向けの製品需要から工場稼働が回復してきていること、中西部太平洋のFADs禁漁期間(7~9月)と禁漁明けの漁模様が低調に推移しており、8月成約分以降の原魚納品に遅延が発生していること、さらには原油高騰を受け、相場は近々上昇が見込まれている。

 直近10月のカツオバンコク相場は、US$1,350/MT前後と横ばいで推移。漁模様は、中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)、東部(ナウル・キリバス周辺)とも低調に推移している。

 

▼以下略

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